シンガポールのシェアハウス部屋探し方法
海外でのシェアハウス探しって結構大変ですよね。初めての海外のシェアハウスは、不安なことが多いと思います。
なかなか100%の条件の物件を見つけることは難しいので、優先順位を立てることをお勧めします。
そこで、部屋探しを始める前に、まず自分の住みたい条件をリスト化してみましょう!
1.条件のリスト化
ハウスメイト
一緒に住む人は、女性同士、または日本人同士がいいかなどです。
仕事をするのではなく、住むということなので、文化の違いは結構重要になります。
以前、フィリピン人とシェアしていた際は、寝る時間が早く、23時頃にシャワーを浴びると、うるさいと怒られるということがありました。
それ以降は、必ずシャワーの時間に制約はあるか、聞くようにしています。
このように住んでみてから、そもそもの基準が違うとわかることもあるのですが、最低限自分の理想は決めておくといいと思います。
マスタールームかコモンルームか
部屋の種類についてです。
マスタールームには、お部屋に個人用のシャワーとトイレがついています。
キッチンと玄関のみシェアとなります。
メリットは、ひとり暮らしのように過ごせることです。
特に朝はシェアメイトの予定を気にして、早めに起きたりしなくて済むので、ストレスが減ります。
デメリットとしては、部屋に湿気が入りやすくなることです。
シンガポールは一年中湿気との戦いです。
バストイレのドアがしっかり密閉されるのでしたらいいのですが、隙間があり湯気などが入り放題の際は、天井にカビが。。となったりします。
そして、もう一つの部屋の種類はコモンルームです。
お部屋は専用ですが、トイレ・シャワーがハウスメイトとシェアになります。
メリット・デメリットはマスタールームの逆になります。
部屋と水回りが離れているので、湿気対策ができるのがメリットです。
しかし、トイレ・シャワーのシェアは、慣れるまで意外に大変だったりするものです。
朝は、ハウスメイトと生活リズムの打ち合わせをしておかないと、シャワーの取り合いになったり、
トイレ行きたいと思って帰宅したら、ハウスメイトが使用中だったりとなかなか大変です。
在宅勤務の可否
最近は、在宅勤務もOKの会社も増えてきて、その制度があるならたまには家で朝のんびりしたい時があると思います。
オーナーによっては、光熱費が上がるからオフィス勤務の方限定としている人もいるので、事前に確認しておいた方が良い条件の一つです。
家賃
最も重要な項目と言えますが、昨今の世界的なインフレで、家賃の相場は上がる一方です。
以前は、コモンルーム800SGD、マスター1200SGDほどの物件をよく目にしていましたが、
2022年は、コモンルーム1200SGD〜、マスター1600SGD〜くらいとなっています。
光熱費やWifiが込みなのか別なのか確認することも重要です。
HDBかコンドミニアムか
HDBは、公共住宅です。庶民派な生活をしたい方にオススメで、一階部分は吹き抜けになっていることが多く、お葬式も共通スペースで行われていることもあります。
また、机や椅子、または健康器具も一階や共通スペースにあり早朝から遅い時間まで老若男女の憩いの場になっています。
ちなみに、HDBは購入しても”99年間国から借りる”という形になるらしく、まだ建国して60年も経っていないシンガポールなので、99年後どうなる?というのが国民の心配の一つのようです。
シンガポール名物の洗濯物風景も毎日楽しめます。
一方コンドミニアムは、タワマンのようなThe シンガポールなマンションです。
多くが30階ほどあり、プールやジム、テラスなどがついています。
通勤時間
小さい中に住宅が密集しているシンガポールなので、1時間以上かけて出勤している人はあまり見ないです。
朝の1時間は貴重なので、どの路線の駅の近くかや、最大何分までと目安を決めておくのは大事です。
ハウスクリーニングの有無
退去時に、カーテンや家全体のクリーニングを頼まないといけないことがあります。
オーナーと直接一部屋だけ借りる場合は、自分で掃除でOKということが多いですが、エージェントを通して、ユニットごと借りる場合は、必要なことが多いです。
私の場合は、3部屋のユニットを出る際、部屋のクリーニングが約500SGD,カーテンは3枚あったので150SGD、そしてその他の費用もたして合計800SGDほどかかりました。
オーナーがいない方が、ゆっくりできますが、その分メンテナンス代がかかるので、自由とお金どちらを優先したいか決めておいた方がいいです。
キッチンの使用可否
熱帯気候で虫が多いシンガポールならではですが、キッチンを使用不可としているオーナーさんも多いです。
Light CookingのみOKとしているところもありますが、そのLightの度合いが違ったりもします。
揚げ物をしないならOKなのか、カップヌードルくらいならOKだと全然違いますよね。
どのくらいの目安なのか、言葉だけでなく具体的に確認することが重要です。
最低契約期間
国の決まりでは6ヶ月以上が最低契約期間です。
オーナーによっては1年契約や2年契約など設けている人もいます。
長期間の契約だと家賃が少し安くなることもあります。
でも、引っ越したい時や、急に完全帰国となった場合、契約途中だと、デポジット(基本家賃の1ヶ月分)が返ってこないこともあるので、自分の状況で希望契約期間は決めておいた方がいいです。
その他独自のルール
シェアメイト募集の記事には特に記載をしていないのに、独自のルールがあったことが何度かありました。
- 前述したシャワーの時間が決まっていた。
- 部屋での飲食禁止(このルールのオーナーは退去した後も、嫌なメッセージを送ってくる曲者でした。もし同様の提案があったらどうしてかの理由が聞いてみましょう。私の場合は、入居後に聞いたのですが、実家がそうだったからという腑に落ちない回答でした。。)
- 洗濯できる曜日が決まっている
などなど。
入居してからトラブルにならないように、下見の時に、出来るだけオーナーまたはエージェントに確認することが大事になりますね。
シェアハウス探しリンク集
日本のように、街中に不動産会社があるのではなく、基本はオンラインで探します。
代表的なサイトをご紹介します。
1.シンガポールお役たちウェブ
日本人向けのコミュニティサイトの住まいページです。
貸したい方も、借りたい方も投稿することができます。
日本語ができる方が投稿していることが多いので、言語に不安な方も安心して利用できます。
日本人向けとしていることで、少し高めの設定と言われることがありますが、私は一番利用したサイトです。
日本在住の方で直接内見ができない方も、オンラインビューングをお願いするとしてもらえることが多いので、オーナーとの顔合わせも含めて契約前にされることをお勧めします!
こちらからどうぞLink
2.MixB
こちらも1のお役たちと同じで、住まい情報以外も載っている在星日本人向けのコミュニティサイトです。
お役たちサイトとほぼ重複しており、浸透率はこちらの方がまだ低いのか掲載数は少なめです。
しかし、穴場な物件が載っていることがあるので、部屋探し中の方は、1と併せて毎日チェックがお勧めです!
こちらからどうぞLink
3.PropertyGuru
シンガポールで最も有名な不動産情報Webだと思います。
借りるだけでなく、購入情報も載っているので、シンガポールの物件いくらで購入できる?と興味がある方は覗いてみるのも面白いと思います。
シェアハウスだけでなく、一人暮らし用の部屋(スタジオルーム)情報も多く載っています。
人気の部屋は掲載当日に決まってしまうこともあるようなので、毎日チェック要です。
気になった物件は、掲載しているエージェントにコンタクトして内見し、契約となります。
こちらからどうぞLink
まとめ
日本と違う文化・環境で暮らすのは、不安もあると思いますが、自分が当たり前だと思っていたことが、環境が変わったら当たり前ではないことに気づけるとても楽しい経験ができます!
シェアハウスだと、敷金、礼金もなく、家具もついていることがほとんどなので、スーツケースのみで引っ越し可能です。
決めた部屋がちょっと違うなと思ったら、また引っ越しを考えたらOKという考えで、皆さんの不安が少しでも無くなれば嬉しいです。